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★津軽三味線★加藤流三絃道「訓成会」公式ブログ 津軽三味線全国大会
舞台裏

3年ぶりの武道館。 お陰様で“優勝”させていただきました!!!
最後まで気を抜かず51名頑張りました。お家元をはじめ、奥様、佃様、出場者にみんな、応援して下さった方々ありがとうございました。

さあ、その模様は御家元ブログにて・・・・でよろしいですよね?。

さてさて、私は舞台裏をのぞいてみよう。
合奏の部に出場する前に、訓峯さんのお弟子さんが、唄の部門で出場されるため、佃さん、訓音さん、訓峯さんと私で舞台上手袖にある地方伴奏者待合場所へ移動した。

合奏のみ出場する方は、素通りしてゆく場所だが、よく見ると色んなブースがある。

まずは、地方伴奏者が揃っているかどううかを把握するための伴奏者受付がある。
ここへ三味線、尺八、篠笛、太鼓、鉦の伴奏者本人が来ているよと申告する。

ちなみに唄と囃子は下手袖にまたそれぞれがそれぞれの受付に揃っているよと申告する。

だけれども、全ての地方伴奏者を揃えられない唄の出場者もいるため、本部伴奏と言って、気軽に伴奏を頼めるシステムがあり、またそれぞれのブースを持っている。

そして唄を唄った方が待っている場所がある。
ここはただ終わったから休む場所ではなく、入賞した方だけが座る場所、順位が落ちるとそこから立ち去らなくてはならない。ちょっと寂しいですね・・・・。

しかし、今回訓峯会のお二人は見事入賞!!最後までその場所に居られたという事です。
おめでとうございます。また来年も上位を狙って頑張って下さい。また伴奏のお手伝いさせて頂きますね!!
舞台裏2
訓信さんと

武道館へ集まる仲間は、全国各地から来てくれる。
私は会の役柄、会員さんが、どこからどんな交通手段で武道館へやってくるかを知っている。

メンバーの大半は新幹線での移動。夜行バスを利用する方も多い。
今回、いつもと違う交通手段で来てくれたのが、家元のお膝元秋田の訓信さんです。

毎回、夜行バスを利用していたと思い、問い合わせてみると、今年は寝台車での移動だそう。
うー何かメリットがあるのか、何らかの事情があるのか、勝手に想像してみる。

昔から、武道館へ朝早く到着するのが、何だか妙にわくわくした。
私が内弟子時代には、秋田からマイクロバスで東京武道館を目指した。なんてったって遠い、仮眠しかできない(昔はみな若かった・・・)、ようやく武道館へ到着すると、身内の支部が到着していないか探す。1番だと何だか“やったー”と喜んでいた。

逆に、私たちより先に着いている支部をみつけると“あーやられたー”とがっかりする。口に出しては言わないが、みんなお互いにそんな気持ちを持っていたんだろうと思い、懐かしく思い出される。

今回、私は東京前乗りをしたため、そんな懐かしい場面を見ることが出来た(笑)
多分一番早いのが、訓峯会さんの自家用車組 4:30 早い!!!!!(1番優越感があるはず)
次は、宮城の實美さん、夜行バス 5:00 早い!!!!
次は、確か・・・氷見の訓芳会夜行バス組 5:30 早い!!!
集合時間が11:30だったのでみんなどこかで時間を潰して8時の開門を待っていたんだ。
まだまだ時間が有り余っている。

私は訓信さんに何時に到着したか聞いたのか聞いていないのか忘れてしまったが、どうして寝台車になったのかは聞いた。

『ちょっと、横になれるすべ』との答えだった。
夜行バスだと、リクライニングで体をほぼまっすぐになるが、真横にはならない。長距離はやっぱり、ちょっと横になりたい、その気持ちはよく分かる。
私も内弟子時代、高山から秋田への移動で寝台車を使ったが、横になるのは体を休めることが出来るし、車掌さんがちゃんと起こしてくれる。(嬉しい特典付き)

それから話はブログの話になり、とっても嬉しい事を聞いた。
訓信さんのご主人が私のブログにアップしてある、野菜で作った“シンケンジャー”にめちゃめちゃ惚れ、なんと待ち受け画面にして下さっているんだそう!!いやー嬉しいですね-。
これ以上の傑作品が出来るだろうか、偶然の産物、首を長くして待ってて下さい(笑)

高山と秋田、遠く離れているけど、このブログで近くに感じる楽しいひとときでした。
あいや2

この日、残ったメンバーで家元と奥様を囲み、宿泊先の近くの居酒屋さんで祝勝会をした。
全員で6名だったが、かなり盛り上がり、藤秋会の会則!?にあるノミニュケーションばっちりでした(笑)

途中、奥様の携帯電話が鳴り、誰からか呼び出され、先に席を立たれた、その後、訓芳さんも次の日コンクールがあるからと早々とホテルに戻った。訓菊さんも次の日朝早い現場があるのでと最終の新幹線で名古屋へ帰ってしまった。

今度は御家元の携帯が鳴った、『祐次郎先生が帰ってしまう前に、早くおいでだと』、先に席を立たれた奥様からの電話だった。どこから電話をかけていらしたか検討は付く。

九段下から、浅草の吉原まで早速移動。

東京へ来たときは、特に郷民で来たときにはほぼ100%足を運ぶ店になっている、
民謡酒場『みどり』、私は5年ぶりくらいだと思う。

そんなに広い座敷ではないが、お客様でいっぱい。
ステージ前のテーブルで奥様が『こっちさ、け』と手を振っている。訓峯さんと私は末席にすわり、同席の方々へご挨拶とビールをついだ。

民謡酒場では通常、お酒を飲みながら民謡を聴いたり、津軽三味線を聴いたり、また地方からのお客様の飛び入りで各地の民謡が聴ける。それを楽しみに皆が寄ってくる。
今日は私たちと同じく東京武道館で戦った同志が集い、熱い会話で盛り上がっている。

たまたまそうなったのか、最初からそうだったのか、私たちが到着した頃は、時間も遅かったせいか唄も三味線も、尺八も太鼓も鳴っていなかった。

座敷と変わらない舞台のマイクを取り合うように、高橋祐次郎先生と、みどりのお父さん、司会の藤さんのおしゃべり合戦が始まった。
お互い長くはしゃべらず、次の方に課題を残しつつ舞台を去っていく。これがまた絶妙なタイミングで入れ替わるのがすごい、訓音さんを連れて行きたかったな。

話の内容は結構難しく、ここでご説明する力量はありません。
しかし、私はお酒を飲んでいたせいか、大会も終わり気が抜けてしまったのか、その三人の話を聞きながら泣いてしまった。一緒にいた訓峯さんには申し訳なかったが、涙が止まらずほとんど泣いていた。

なぜ泣いたのか、話の内容もあると思うが、私より40歳近く年上の方々が民謡界、民謡自体について深い愛情や感情を持っていたこと、何事にも諦めていないこと。これがとても感動したんだと思う。
どこでも民謡発表会などでの集客が悪く、若い世代の担い手がほとんどいない、そのまま終わっていくのでは・・・という不安な気持ちもあり、気が弱くなっていたところへ大先輩パワーがどーんと来てしまった。

来年50周年となる郷民、例年の様に武道館での開催が決定している。ドカーンと何かやってみたくなった。
ひとたび家を空けると、ブログに向かうまで時間がかかる。
子供や主人、家族と接する時間というのは、洗濯をしたり、掃除をしたりする単純な作業時間を基準に算出出来ない。

ようやく書きかけたら3日も経っているではないか・・・・。

しかし、最近では会う方会う方に『創真くんは次何しでかすか楽しみ』とか『何しでかしたか!』と私のブログを楽しみにしてくれる方が増えて嬉しい!

ちなみに、最近の創真ネタは『おねしょマン』を越える、ブログでは書けないネタも会った方にだけ話している。聞きたい方は申し出て下さい(笑)

さて、さて、1年ぶりの武道館。また今年も優勝させて頂きました、ありがとうございました。お家元も、訓栄さんもホッとしている所でしょう、お疲れ様でした。

さて、我々合奏チームが武道館へ到着した頃、唄の部門で入賞を果たした【峯鳳-みねほう-】さん。

彼女は三重県の小学校で教員をされており、子供達から『先生頑張ってー!!』と声援をもらって出場している。やはりその応援もあってか、気合いが入っているのでしょう、見事入賞。子供達にも、もちろん学校にも胸を張って帰って行ける。彼女は本当に嬉しいと思う。心から御祝い申し上げます。

そんな学校教育の場から邦楽の授業がどんどん減っていく。
中学校では選択授業が廃止、昔のような学力を取り戻す作業に取りかかっている。どこまで先を見据えてその策に取りかかっているか解らないが、あまり期待はしていない。

峯鳳さんには、是非学校に戻って子供達に色んな話をして欲しい。
また来年も子供達に背中を押してもらって更に上の賞を目指して下さい。応援してます!

【写真:左から訓峯さん、お家元、峯鳳さん】
2010武道館

こぼれ話を一つ。
うちの事務局さんの奈知さんが小学校の時に峯鳳さんに音楽を習ったそう。すごいねー、またここでご縁がありました(笑)