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★津軽三味線★加藤流三絃道「訓成会」公式ブログ 2010年03月06日
先日ラジオ放送を聞いていたら五木ひろしさんの声が聞こえてきた。

新曲のPRのようだが、御園座における津軽三味線の話の方が耳に入ってきた。そこでパーソナリティーの女性が津軽三味線の演奏を高く評価し興味津々、いろいろ質問をしていた。
五木さんは特に調弦の重要性を語っており、その話の内容もふむふむとうなずけるものばかりだった。

そう言えば、昨年武道館へ行っていたときに御家元から『来週東京の五木さんにお稽古に行ってくれないか』と言われた事を思い出した。

お稽古と言っても・・・・。
『一緒に弾いてくれたらいいから』と言われたが、全く検討がつかない。しかも五木公演間近でスケジュールが詰まっている間を縫っての東京日帰り。一人でやってのけられるか。

今までの経験上、何が起こるか分からない。やはりここは何かの時のバス移動。
そして、パートナー同伴の上京となった。

東京タワーまでの道のりに問題はなくスムーズに移動。
そこからが時間の読めない世界へ突入。

いつも舞台監督でお世話になっているシュン君に到着の電話をし、東京タワー真ん前のスタジオの前で待つこと20分。ようやくシュン君と金沢さんとご挨拶が出来スタジオの中へ。
《次へ続く》
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さて、今だから言えるが、その日丁度新曲の打合せをされていたようだ(内緒にねって感じだったので誰にも言わずにいた)
五木さんを待っている間にシュン君から『一般的にお稽古はどれくらいの時間されるのですか?』と聞かれ、帰りのバス時間18:30を頭に置いて、1時間ぐらいと答えた。

しかし16:00のお稽古予定だったが、五木さんがスタジオに現れたのが17:00。
帰りのバス時間に間に合うか心配だったが、世間話をしながら、お稽古に入った。

しかし譜面が無い。私も持ってきていない。暗譜されているのだろうか?いや、最初から譜面など無い状態で相手の手を見てお稽古されていたようだ。昔の教わり方ですね。
御家元に言われたように、虫のソロ部分、藤秋会と一緒に演奏される部分を何度も一緒に弾いた。

やぱりスーパースター、音の正確さは素晴らしい。三味線に譜尺も付いていないのにほぼ16や19のツボをピタリと当てる。しかし、たまに左手の移動やバチの使い方が私と違う箇所があり、そこを何度かお稽古した。

特にスクイと押しバチの部分だった。
今まで全部の音を叩きばかりで鳴らしていたのだろうか。それもそれで凄いこと!!

小休憩はしたものの、1時間程で終了する予定が1時間半もお稽古してしまった。
お稽古に集中してしまいもうすっかりバスに間に合わない・・・・・・。

私達が名古屋からお稽古に来てくれたと思っていらしたようで、高山からと聞いてびっくり!私とパートナーには五木さんご本人から労いのお言葉を頂きました、大変光栄なことでした。
また来月お世話になることのご挨拶をしてスタジオを出た。
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